
令和5年5月23日、爽やかなお天気のなか、女性会10名事務局2名で歩きへんろ体験事業に参加しました。今回は土佐市にある第35番札所清瀧寺の登り口までの初めてのお遍路道です。午前10時に産直市場の「ハレタ」に集合し気持ちの良い風の中を歩きました。
清瀧寺の登り口はかなりな急こう配のため、車で登らせていただき足の悪い私はとても助かりました。登り口からは1本道になりますが、途中二股に分かれる道があり初めて来た私にはどちらに行って良いのかわからない道で、ここに石柱があると良いなと感じました。
本堂下の立派な仁王門の「蛟竜図」と「天女図」の天井画を拝ませていただき、急こう配の階段を上がって本堂のお参りをさせていただきました。お参りの時にお遍路宿を経営されている会員の中山美和さんから「ロウソクは自分で点けた火で灯すこと、お線香は過去、現在、未来を表す3本をお供えすること」を教えていただきました。 中山さんの宿には現在多くの外国人お遍路さんが毎日宿泊されているとのことで、やっとコロナの収束が来たことを感じました。
サンディアゴの巡礼路のように世界遺産に登録されるためには、足りないものは何かを洗い出して、ひとつひとつ整備し世界中の方にお遍路にお越しいただけるように、これからも世界遺産登録を目指し、女性会としてお遍路文化の発信をして行きたいと思いました。
お参りを済ませた後は「ハレタ」で美味しいランチ、産直のお買い物を楽しみ解散となりました。(石原 文子)